高田宏臣さんワークショップ
高田宏臣さんのワークショップは、ガチ土木ワークショップとのことでしたが、学ぶことが多く、参加できた子達はメチャクチャラッキーでした。
はじめ塾以外からの参加者の皆さんからも、すごく楽しかった、塾の子達はいい子達だったとの感想をたくさんいただいて、本当に嬉しかったです。参加した子ども達も遊びまくる子、大きな焚き火をしている子、WSを手伝う子と好きに過ごしました。
子ども達にとって、この日のように自分がやりたいことをやって人から認められる、こんな当たり前の経験をすることも難しいのが今の日本の社会です。人から褒められる行為すら、勉強だったりと何をすればいいか決まっていたりします。社会や大人が望む方向と一致することが評価の対象なのです。そんなバカなことはありません!「自分らしく」って言いますが、それを本当に認められることが子どもの育ちの過程にはすごく大切なのです。この日のように盛大に焚き火をして、鶏小屋に入って、走り回って、思いのままに過ごして、いい子だねって多くの大人に言われるなんて彼らはメチャクチャ得難い体験をしたのです。高田さんをはじめとするスタッフの皆さん、WS参加者の皆さんとの出会いは、子ども達にとってもとても貴重な出会いだったのです。本当にありがとうございました。
今回のWSで出来上がった壁(?)の第一印象は、「美しい」の一言です!石と木と竹、落ち葉、刈り草、稲藁、竹炭、籾くんたん等で作られていく一連の姿がとても美しかったのが印象的でした。そしてこう作ることによって、土圧や水圧を押さえ込むのではなく、土圧や水圧が発生せずに水や生き物が絡み合って循環していくなんて、あらゆるものの理想の姿だと同時にあるべき姿だと感じました。そして、多様性が担保され、互いがそれぞれを活かし合う、そんな関係性は子ども達が育つ理想の環境だと思います。はじめ塾はその様な教育実践の場でありたいです。