受験勉強
午後になったらカミナリがすごいです!ゴロゴロすごく鳴っています。午前中に川に遊びに行って本当によかったです。
お昼前に、中学生や大学受験生は市間寮で勉強、それ以外の子達で川に行きました。暑い暑い、川の水はなんて気持ちいいんでしょう!
滝に行く子も川に浸かる子もいましたが、そのうちに多くの子達が堰作りに熱中しました。気がつくとぼくも一緒にやっていました。
結果、河原中に造形物が現れました。
作っていると出来てしまう、この感覚は子どもの頃に感じた感覚。計算して、計画して、なんとか思い通りに進めようとすることが当たり前のような現在、なんかホッとした瞬間でした。
同時に、子ども達がそんな原体験を持つことも大切なことかなとも感じました。
夏期日課では、中学生以上は日々勉強もしています。彼らの年の子達にとっては勉強も生活の一部です。もちろん強制ではなく、原則希望制です。お盆ということもあり、大学受験生も何人か上がっています。そんな先輩達の後ろ姿を見て、小学生達もいつか自分も時期が来たら勉強をやるんだろうなと育っていくのです。
受験生のうちの1人から、夕食後山を降りるので駅まで送って欲しいとの申し出がありました。たまたま今日は、勉強の仕切り直しをテーマに生活をしていたので、僕が抜けられないのでタクシーを呼んで欲しいと答えました。
夕方になったら雨が止んだので今のうちに山を下ります。と、すっかり荷物をまとめた彼が挨拶にきました。
いやいや、大学受験生の勉強はもう少し腹を決めて取り組もうと彼に伝えました。ほんの2、3時間の差かもしれません。でも、そこを受験生の本筋である勉強ではない都合で変えるのはどうなの?そして幸運なことに、彼はここでタクシー代を節約しなければならない境遇にはありません。
本当に些細なことかもしれませんが、一年間積み重ねるととんでもない差となります。能力やテクニック以上に自分の意思でどうとでも積み上げられる事でもあるのです。
真剣勝負だからこそ、できる限りのことをやってみよう!はじめ塾では、そのことを「ケチな根性はいけない」と教えています。