\丹沢山中の合宿所での生活体験/
合宿とワークショップ
四季折々の自然環境や参加者の年齢に応じたバラエティに富む内容の合宿(神奈川県山北町にて)を実施しています。春の合宿では、野山を縦横無尽に駆け巡り、夏の合宿では、広い寮が小学生から高校生までの大家族の生活の場となります。また、冬の合宿では、受験に向けて勉強三昧の日々を送ります。小学3年生までを対象にした月に1度開催お親子合宿では、遊びを通して「勘」を養っています。
合宿所の母屋の様子。離れのほかに、木から切り出したセルフビルドのログハウスがあります。
「3つのカン」を育てる生活
はじめ塾では、子どもの成長発達に応じて「3つのカン」を育てることを大事にしています。
1つ目のカンは感じる「感」で、五感を通して情報をキャッチ(=感得)する能力です。寝ているだけの赤ちゃんでも五感を研ぎ澄ませて情報を収集しながらこの能力の開発をしています。
次に、自由に歩いて広い範囲で行動することができるようになると全身を使った体験を通して、危険予知能力と言われる「勘」が開発(=体感)されます。この「勘」は決断力の基で生きる力の原動力とも言える能力です。ここまでが9歳(小学3年生)くらいまでで、次に時間空間概念が確立し、倫理的な思考(=知得)が可能となり、本格的な勉強をスタートさせます。
そして自分と向き合うようになる思春期に入ってからは、3つ目のカン「観」が育ち始めます。「観」は、先を読み、行きづまらない生き方を実現します。
はじめ塾に関わる高校生までは、まさに「勘」と「知」と「観」が育つ時期と重なりますので、合宿での遊びや勉強、農作業、薪でご飯を炊く炊事、掃除などを通して、これからの能力を生きる力として育てています。
ツリーハウス制作中
パン職人による
石窯でのパン作り体験
石窯でのパン作り体験
土日合宿の流れ
\1日目/
11:00 JR山北駅集合
小一時間歩いて合宿所、市間寮へ。
12:00 昼食
各自持参した弁当で一緒に昼食。
13:00~ 自由時間
参加者みんなで遊ぶ時間と自由時間。山の楽しさを堪能する。
クワガタ、カブトムシ捕りも
手慣れたもの
手慣れたもの
チェーンソーで
木を切る様子を見学
木を切る様子を見学
16:00~ 作業
1時間作業。合宿所の生活は原則参加者の子どもだけなので、食事の支度、薪での風呂焚き、合宿所の環境整備等、みんなでやる。
自分たちでできることは自分たちでやるのは市間寮の原則。
自分たちでできることは自分たちでやるのは市間寮の原則。
18:00~ 夕食
夕食後、風呂。
順次入っている間にみんなでゲーム等して楽しむ。
順次入っている間にみんなでゲーム等して楽しむ。
21:00 就寝
小学生は21時。
中学生以上は22時を目安に就寝。
中学生以上は22時を目安に就寝。
\2日目/
6:00 起床
掃除、朝食の支度。朝の正坐と先生の話。
朝食後、川や山に行ってみんなで遊んだりする。
朝食後、川や山に行ってみんなで遊んだりする。
合宿所前の道路の掃除も
自分たちでおこなう
自分たちでおこなう
近くの河原で水遊び
11:00~ 昼食の支度
食事の支度は1泊2日の合宿の間に一度はするよう呼びかけている。
12:30~ 昼食
食事の片づけ後、荷物のパック。忘れ物のチェック。
15:00 市間寮解散
年2・3度、1日目の午後か2日目の午前にゲストが入ることもある。6月は田植え、10月は稲刈りをみんなでする。当日参加者には大人も。